前回の続き
祖父が中学生の父を殴ってしまった背景にはこんなことがあったようです
叔母によると
中学生の頃の父は、よく学校でケンカしていたそうです
たぶん原因は、
当時の祖父は養豚所で仕事をしていたから
同級生によく
「お前の親父はブタ殺し!」とからかわれてたから
「それで、兄貴はじいちゃんにも不満を感じていたのかもしれないね」と
わたしは帰省したある日
父親にその話しを聞いてみたのです
すると父は
「あれは俺が悪かったんだ」とだけ言い、理由は言いませんでした
戦後生まれで野球や車、バイクが大好きな父に私は
大和魂はないと思っていたのですが
父は高倉健さんの大ファンなのですが(そこから私の名前もついています)
彼の映画でどれが一番好きなのか?
聞いてみたら「ホタル」でした
わたしは、怖い父親だったのできっとヤクザ映画が好きなのだろう
と思い込んでいました
「ホタル」は知覧を舞台にした特攻隊の映画です
「知覧にも一度は行ってみたいのう」と語る父をみて
私は父に大和魂があったことにとても驚きました
同時に嬉しさも込み上げました
父も祖父も大和魂がありながらも
戦後の日本教育、西洋の個人主義により
簡単に人をバカにしてしまう日本
戦争に行った人たちもバカにしてしまったり
当時の苦労や涙に共感できない日本になっていること
その症状がどんどん酷くなっていること
に私は、とても悔しさと悲しさを感じてしまいます
わたしは韓国人のNohJesuさんと出会い、
nTechを学び、彼が23年間、語り続けてきたJapanMissionで目覚めました
だからこそ、熱くなれない傷だらけの日本に
人生懸けて、熱く語り続けたいと私は思います
日本こんなもんじゃない!
人間こんなもんじゃない!
日本の魂よ はやく目覚めますように・・・


