日本の涙(完)

前回の続き

わたしにとっての祖母は

戦後の日本そのものだったのかもしれません

終戦前の日本人は

耐え難きを耐え、忍び難きを忍び

衣食住もままならないまま

本土の無差別空襲に恐れながら

国民全員が必死に頑張っていました




国と国民の平和に祈りを捧げ続けてきた天皇を尊敬しながら

多くの犠牲者を出しながら
広島、長崎には原子爆弾まで落とされ
何十万人の命を失い





そこまで酷い負け方を経験したにも関わらず

戦後の東京裁判、天皇の人間宣言、
7年間のアメリカ統治によるメディア、学校での自虐史観教育





命を懸けて戦場に行き、帰ってこれなかった先祖たち

大事な友たちが死んでいく姿を見ながらも
自分は生きて帰ってきたものの

日本が悪いことをしたんだ・・・

そのよう社会雰囲気に国民全体がなっていき

戦争に行った人たちの慰労を称えることもできず

戦地で体験した涙、恐怖に共感することもできず

誰にも語ることもできないまま

どんどん西洋文化、アメリカナイズしていく祖国日本



戦中戦後を経験した人たちはどんな気持ちを蓄積しながら生きるのでしょう

戦争に行った人でさえも日本に対し
自分に対して強い罪悪感を持ちながら生きた人も多くいたと思います

どうしようもない感情をお酒やギャンブルで紛らわした人もいたかもしれません

けど、その方々の胸深くに残る悲しみ、悔しさ、苦しさに寄り添い
共感できる日本ではなくなってしまっていたことは明らかです

私が幼少期に感じていた存在していることへの申し訳なさ、苦しさは
大好きだった祖母の心にあったものだったのかもしれないと思います


私はnTechの創始者であり、韓国人でありながらも
日本の可能性、美しさ、大和魂の涙を23年間
語り続けてきたNohJesu氏との出会いを通して

本当の日本と出会うことができ

祖父、祖母の涙と出会うことができ

尊敬することが困難だった
父、母の涙とも出会うことができたことに

すべての裏には日本の涙、ひいては人類の涙が
隠れていたこと、繋がっていたことを悟り知りました







そのことにとても深く感謝しています

これから
多くの日本人と共感できることを祈っています


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