思い切って環境を変えようと思いました。
そして、昔からしたいと思っていた
国際交流のボランティア活動を始めることになります。

その結果、海外の友達もでき、
新しい世界がドンドン広がっていきました。
病院での嫌な出来事はいつの間にか気にならなくなり
「人のために役立っている自分」
という、最高のやりがいを感じていました。
ケータイの電話帳も、
友達が増えすぎてパンパンになり、
スケジュールもいつも
2カ月先までビッシリ埋まっているので
病院の友人にご飯などに誘われても、いつも断るしかない状態です
けれど私は
そんな忙しい毎日にとても満足していました。
いろんな人に頼み事や悩みを相談されることも多いので
人の役に立てる自分がいつもあったからです。
しかし…
ある日、病院の友人に
こんなことを言われたのです。
「洋子さんって、知り合いたくさんおるけど、
自分の悩みとか相談できる人っておるの?」
私は一瞬ためらいましたが、
その場では「え?? うん、おるよ(^_^; 」と答えました。
だけど、帰宅後に改めて考えてみたら
自分は人の悩みをたくさん聞いてるけど、
自分の悩み・本音を話せる友達は
1人もいないことに気づきました。
その日の夜
私はあまりにも悲しくなり
部屋で一人で号泣してしました…(>_<)

なんで私は、
自分の悩みを相談できる相手がいないのだろう?
そもそもなぜ私は
人の悩みは聞けるけど、
自分の悩みは人に話せないのだろう?
続く