【人の役に立ちたいと思うワナ!?⑤】

病院で働きながらも自分を変えるために、

思い切って環境を変えようと思いました。

そして、昔からしたいと思っていた

国際交流のボランティア活動を始めることになります。



その結果、海外の友達もでき、

新しい世界がドンドン広がっていきました。

病院での嫌な出来事はいつの間にか気にならなくなり

「人のために役立っている自分」

という、最高のやりがいを感じていました。

ケータイの電話帳も、

友達が増えすぎてパンパンになり、

スケジュールもいつも

2カ月先までビッシリ埋まっているので

病院の友人にご飯などに誘われても、いつも断るしかない状態です


けれど私は

そんな忙しい毎日にとても満足していました。

いろんな人に頼み事や悩みを相談されることも多いので

人の役に立てる自分がいつもあったからです。

しかし…

ある日、病院の友人に
こんなことを言われたのです。

「洋子さんって、知り合いたくさんおるけど、
自分の悩みとか相談できる人っておるの?」



私は一瞬ためらいましたが、

その場では「え?? うん、おるよ(^_^; 」と答えました。

だけど、帰宅後に改めて考えてみたら

自分は人の悩みをたくさん聞いてるけど、

自分の悩み・本音を話せる友達は

1人もいないことに気づきました。

その日の夜
私はあまりにも悲しくなり

部屋で一人で号泣してしました…(>_<)



なんで私は、

自分の悩みを相談できる相手がいないのだろう?

そもそもなぜ私は

人の悩みは聞けるけど、

自分の悩みは人に話せないのだろう?

続く
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