やりたいこと探しが終わらない
その
私のパターンを分かりやすく説明するために、
実際に昔の職場で起きた出来事をお話ししたいと思います。
ある日、私の職場で働いていた部下が、
体調不良で休みました。
私はその後輩とは親しい関係だったので、
私は後輩の家まで、
自分の大好物のカレー弁当を持ってお見舞いに行くことにしました。

「早く元気になってほしい!」
そんな思いで、
私は自分の大好物であるカレー弁当を持って行きました。
しかし、
せっかく持って行ったカレー弁当を、
後輩が食べてくれませんでした。

わたしは心の中で
「何で食べないの?!」
「だから元気が出ないんだよ(怒)」
なぜか私は後輩に対して、
心の中でイラッ!としてしまったのです。
※いま思うと大変申し訳ない気持ちです苦笑

なぜ、イラっとしてしまったのだろう?
私は考えました。
すると、ある1つの結論に落ち着きました。
実は、わたしは30歳になるまで、
「具合が悪くなっても食欲がなくなる経験をしたことがなかった」のです。
だからその観点を通してしか、相手を観れてなかったのです。
こんなんじゃ後輩の気持ちに立場チェンジするのは難しいですよね(^^;
他にもこんなことがありました。
朝の朝礼で、
女性社員の表情が暗く、辛そうに見えたとき。
心の中で、
「なんで朝からそんなにテンションが低いの?!」
と思いました。
女性社員に確認してみると、
「朝から頭が痛くて・・」って言うんですよね。

しかし私は心の中で
「だから何!?」って思ってしまってたのです。
※サイテーですね(苦笑)
私は30歳を過ぎてから
実際に体調不良で食欲不振や偏頭痛の経験をします
そこで初めて
「この状態でカレーは拷問だな・・(涙)」

「あ~!あの時、あの女性社員はこんなに辛かったんだろうな~(泣)」

と、相手の痛みを知ることができました。
相手の痛みを自分も経験して
初めて相手の気持ちを知ることができる。

この経験は私にとってとても必要な経験ではありましたが
いつも自身が体験経験しなければ、その相手の立場になれないということも
限界ではないかと思っていました
なぜなら
体験経験は人さまざまであり、個人差もあるからです
続く